2019/09/09 01:24



今日は「2リットルの水とお金の関係」の話をします。
健康のために、水を1日2リットル飲むといいよって聞いたことってありませんか?

私のからだも、あなたの体も約70%の水で構成されていますし、1日2リットルの水をのむことで、体の循環がよくなり、

老廃物が尿や汗になって排出されるので、代謝がアップするっていわれています。

ここ数年、私も水分摂取のほとんどは、ミネラルウォーターにしているので、とても体調いいんですが、
人生で1度だけ、おなかを切る手術をしたことがあるんです。

 

その手術をする2日前、検査のために腕に赤い液体の注射をされた後、
2リットルの水を飲んで1時間ごとに検尿をしなければいけませんでした。
この検査の名前は憶えてないんですが、接種したものがちゃんと排出されるか?
という循環機能の検査だったような気がします。
この時に病室のテーブルに置かれた2リットルの水が、実に手ごわかった~。(汗)

入院しているわけですから、ほとんど運動なんてしてないんですよ。
食べて、寝る。トイレに行く。本を読む。お見舞いの人と話す。
このくらいしか、やることってないんですよ。
その上、病院の空調は実に快適に整えられていますから、汗をかくなんてことはまったくありません。
そんな快適空間で「2リットルの水を意味もなく飲んでください」って言われても、
ほんと、飲めませんから。(笑)

1リットルくらい飲んだあたりから、吐きそうになって、看護婦さんに「キツイので、やめてもいいですか?」と聞いたら、

「う~ん。キツイですよね。まぁ、時間かかってもいいですから飲んで下さい」って、やさしく拒絶されました。(-_-;)

何時間かかったんだろう・・・?
とにかく休みながら、廊下をウロウロしならがら必死の思いで、2リットルの水を飲みきりました。

こんなことを書くと、最初に言った「健康のために1日2リットルの水を飲んだ方がいいですよ」って、
嘘のように聞こえるかもしれませんね。
だって、何もしない状態で飲まなければいけない2リットルの水って苦痛だったから。

今なら、わかるんですけど、楽に2リットルの水を飲むためには、
2リットルの水が入るだけの条件を体内に用意しなくてはいけなかったんです。

そぅ、カンのいいあなたは、もぅおわかりになりましたよね?
汗をかけばいいんです。または、おしっことして排出すれば、2リットルの水は楽に飲めます。

たとえば、スポーツをした後なら、水をゴクゴク飲めますよね?
もちろん、そこに苦痛はありません。
体内の水分が汗になって、体内の水分量が減った状態ですからね。
そりゃ、飲めますよね。いや、むしろ飲みたいですよね。

他にも、ビールの大好きな人は、おしっこに行きさえすれば、
大きなジョッキを何杯でも飲むことができますよね。

ただ、ビールは利尿作用が強いので、
ビールの水分プラス体内から水分を奪ってしまいますから、脱水症状には気をつけましょうね。
と、ここまで書くと、本当に2リットルの水の話で終わってしまいますので、
ここから、お金の話をします。

実は、これと同じことがお金の流れにも当てはまるって私は感じています。
たとえば、2リットルの水を10万円と仮定しましょう。

あなたは「毎日10万円あれば幸せになれる」って信じているとします。
2リットルの水を病院で飲まなきゃいけなかった私のことを思い出しで下さい。
のどが渇いていない時に水を飲むのは苦痛でしたよね?
私の体に2リットルの水を入れるスペースがなかったから。

ということは、あなたが「10万円ほしい」と思うなら、あなたが10万円分使わないと、
10万円が入るスペースがない。ということになります。
というと、すぐに「お金を使えってことですね」って、目をキラキラ輝かせる人がいますが、

(もちろん、あなたが使いたかったらお使い下さい)
ただ、そういうわけではありません。

要は、楽しくお金を使っていますか?ってお聞きしたいんです。

前の動画でもお話していますが、お金は愛や嬉しいこと楽しいことで使われることを望んでいるエネルギーです。
ストレス発散という名目で、不必要なものをたくさん衝動買いしたり、
不快になるつきあいのために使ったり、見栄を張るために使ったり・・・
そんな使い方ではなく、心の底からあなたが楽しむことにお金を使っているか?ということです。

例えるなら、真夏のあつ~い日、コンビニでガリガリ君を買って食べた時、
「あ~。美味しい。ガリガリ君を買えるお金があってよかった~。なんて幸せなんだろう」と思ったり、

真冬の吹雪の中、自動販売機であったかい珈琲の缶が、あなたの手のひらをジワ~っと
温めてくれた時、「あ~、あったかい。なんて幸せなんだろう」

と思うような感情で、日頃、お金を使っていますか?・・・ということです。

 
感謝でも、もちろんいいんですが、わたしは、この「しあわせ~」という感情の方が、効果的だと思っています。

すると、不思議なんですが、あなたが「しあわせ~」と思った分、いえ、それ以上のお金が
「ただいま~」と言って、あなたの所に運ばれてきます。
要は、どうせお金を使うなら、あなたの心が満たされることにお金を使うことがコツです。
しぶしぶ出すのではなく、幸せに使ったお金は巡り巡ってあなたのところに返ってきます。

あ・・・
ここで、注意しておきますね。
くれぐれも人と比較しないこと。
あなたが感じる幸せと、あなた以外の人が感じる幸せは全く違います。
それは、親子でも先生でも、大好きな恋人でも、夫婦でも尊敬するメンターでも違います。
同様に、あなた以外の人が払っていることにあなたが幸せを感じないなら、
払わなくてもいいと、私は、思っています。

うまく言えないんですけど、「10万円ほしい」なら、人に親切にするとか、優しい言葉をかけるとか、
倫理的な部分は知っているとして、もっと根本的な、あなた自身が楽しいと感じることに集中したほうが
早く叶う気がするんですよ。

たとえば、時給850円のバイトの子は、自分の人生の時間と能力を使って、
会社から1時間850円をもらっていますよね?
このバイトの子が、すごく優秀で会社も能力を認め、本人も望むなら、必然的に時給はアップするし、
もしかしたら正社員や役員に昇格するはずです。

ここで、考えて下さい。

はじめに、時給と言ったように「1時間」という時間の長さは変わってないのに、
自分の価値を高めることで、このバイトの子がもらえる金額が変わったということです。
要は、能力に比例した対価が支払われるということです。

「そんなの当たり前じゃん」って言っている人に限って、努力していな自分を棚にあげて、
会社や上司の悪口や愚痴を言って笑っていたり、しまいには政治が悪いとか・・・
とにかく一番早く変化することのできる「自分」を見ようとしないんです。
おもしろいですよね。

もう一度、2リットルのお話しに戻ります。

何もしない状態で2リットルの水を飲むのはキツイってお話をしました。
だけど、汗や尿として体の外に出することで、空きができれば、たやすく水を飲むことができます。
あなたが、もし望んでいる金額(今回は10万円と言いました)を受け取れていないとしたら、
楽しくお金を使えていないか、自分の楽しいことに集中してないからです。

「お金がない」とか「いいことがない」と愚痴る暇があれば、
あなた自身と、何がホントにやりたいのか、本当は何を望んでいるのか、
じっくり膝をつきあわせて語り合ってみて下さい。

そして、あなたが出した分しか受け取ることはできないってことを覚えておいて下さい。

この記事が、あなたのをお役にたてることを心から願っています。
あなたに、たくさんの幸せが星のように降り注ぎますように。

最後までお聞き頂き、ありがとうございました。ありがとうございました。

今日もあなたの幸せを祈っています