2019/10/01 13:00


数年前、金木犀の苗木を植えました。翌年の秋も翌々年の秋も花が咲きませんでした。

昨年、たくさんの花芽をつけたシャコバサボテンをもらいました。
自宅に持ち帰った翌朝、ほとんどの花芽が落ちていました。

植物を育てた経験のある方は、ご存知でしょうが植物は「環境」に大きく作用されます。
人間的に見て、良いと思われる環境でも植物にとっては好きじゃない環境だったりもします。

ただ、根さえ枯れなければ大丈夫。
ちゃんと「環境」と「時期」に順応すれば咲くものです。

苗木だった金木犀も、約3年経った秋、可愛らしいサフランイエローの花を咲かせ、小さいながら優しい香りを届けてくれました。
また、花芽の落ちたシャコバサボテンも、約1ヶ月後新しくできた花芽から見事な花をたくさん咲かせてくれました。

みんな、急ぎすぎなんです。
すぐに結果がでなくても「せかす」のではなく、結果を待ちながら別の種を蒔けばいいんです。
ひとつの目標しかないから「成果」を急ぎ「進歩」が見えないと焦るんです。

今世、生きている間に成果がでなければ、続きは来世でやればいい。くらいの気持ちでいるといいですよ。
めっちゃ伸び代ありありですよね。(笑)

英会話をしながらジムで体を鍛えたり、茶道を習いながらバイクの免許を取ったり。「そんなことしたら、全部中途半端になるじゃないですか」と言う人もいるかもしれませんが、はじめの1歩が一番エネルギー使うんです。
考えすぎて、何もはじめられないくらいなら、色んなものに手を出して中途半端がいっぱいの方が面白いと私は思います。

有限な命の時間の中で、できることなんて、ほんのわずかです。しかも、気づきもしないことや出会ってもないことも山ほどあります。

少しでも、いろんなことをつまんでみると、夢中になってて、ひとつのことに「執着」する暇がなくなります。すると花は、勝手に咲いて笑ってるもんなんです。
自分も人も植物も動物も、みんなリズムがあります。
せかさず、焦らず、みんなで花を咲かし合いましょう~

ドライブ途中で車中で録音した音声


今日もあなたの幸せを祈っています。